どうもこんにちは。うましかです。
よくミュージシャンだとか映画監督だとかそういうアーティスティックな人達って、影響を受けたものを紹介するじゃないですか。
僕はそういうの好きで、よく調べたりします。
というかちょっと憧れで、自分のオタク趣味を合法的に語れるのが羨ましいなぁと思っています。
なのでぇ!今回はぁ!
デザイン的に影響を受けた作品を紹介しています!
今回紹介するのは、アニメ『サイバーパンク:エッジランナーズ』です。
こちらはゲームの『サイバーパンク2077』を原案として2022年にCD PROJEKT REDとTRIGGERによって作られた全10話構成のオリジナルアニメ作品です。
2022年の僕はこの作品に脳みそを破壊させられました。
ストーリー、作画、音楽...どれを取っても最高で、観終わったあとの一週間くらいは寝込むレベルの衝撃を与えられました。
今回焦点を当てていくのは絵や色彩などについて。
そもそもタイトルにもなっているサイバーパンクというのは1980年代に成立したSFのサブジャンルの一つで、それまでの明るい近未来像とは真逆のリアルで退廃的な近未来を描くといったもので、代表作は『ブレードランナー』や『攻殻機動隊』、『AKIRA』などが挙げられます。
本作もそのようなザ・サイバーパンク!といった感じの退廃的な未来が描かれていて、
道端でVR自⚫︎行為をする浮浪者!高速道路でドンパチやり始めるサイボーグギャング!自販機みたいな感覚のお手軽火葬場!みたいな一億円もらっても絶対住みたくない街ナンバーワンって感じの世界が描かれています。
あと言い忘れていましたが本作はR16指定のエログロ描写満載の作品となっています()
こんな終わった世界観でも美しく見えるのはやはり色の力でしょう。
本作のほとんどのシーンは実にカラフルでそれでいて見にくくならず、
常に美しい景色が続きます。
また、重要なシーンにおいては補色が意識されており、一番最初のサイバーサイコが暴れ回るシーンでは赤と青、主人公デイビッドの運命を変えることになるサンデヴィスタンの装着の契約を結ぶシーンではピンクと水色、ヒロインのルーシーとのキスシーンでは紫と緑など、
様々な重要なシーンで補色が使われてこの世界を彩り、視聴者を飽きさせない画面になっていると思います。
あと本作にしかない独特な表現としてサンデヴィスタン発動中の超スピード表現が挙げられます。
超スピード表現はこれまで様々な方法で表されてきました。
例えば周りがスローモーションになったり、速すぎて目で追えん!てやつだったりなど
本作ではスローモーションに加え、主人公が動いた軌跡が残像になって残るという実写作品では真似できないアニメならでは!って表現がとても秀逸だと思いました。
とここまで色々書いてきまして、まだまだ語りきれないことがたくさんありますが、今回はここまでにしたいと思います。
ここまで読んでくださった方にはぜひopだけでもみてもらえたら嬉しいです!
ではここまでご閲覧ありがとうございました。うましかでした。
画像引用:CYBERPUNK EDGERUNNERS / CD PROJEKT S.A. × TRIGGER Inc.
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